はじまりは満月の夜
2010年 10月 15日
空がだいすきなwith Triangleメンバーは何かにつけては空を見上げている。
とある、満月の夜、クリエーターの皆さんと満月の光を楽しもうとご近所の方々を中心に集まった。
曇りがちの、今にも雨が降り出しそうな夜だったが、時々雲から顔を出す月の光は、その周りをにじませながらこの集まりを見守ってくれた。
北海道から取れたてのホタテと、鮭が丸ごと1本届き、助っ人Wちゃんが出刃包丁で裁き、それはそれはおいしかった。
みんな口々に「こんなに美味しいホタテは食べたことがない!」と大喜び。
調達してくれた北海道出身のSくん本人は不在でとても残念だったが、写真を撮る余裕もなく、食べつくした。
しかも贅沢なことに、スタッフJ&Aが七輪を担当し、顔を真っ黒にしながら焼き続けてくれた。
この美味しい食材がきっかけで、ほぼ初対面のゲストもすぐに打ちとけ、音の世界からアート、芝居、映画、音楽など五感をフルに活かしたクリエイティヴな話があちこちで盛り上がり、お月さまもその話に参加したかったようで、最後まで雲のご機嫌を取り続けてくれた。
その後も、ゲストの皆さんの輪は脈々と繋がり、満月の夜に波紋を鳴り響かせている。
後日、鮭と格闘したWちゃんのお疲れ会に音楽仲間がやってきた。
そのメンバーのライブでは、またユニークでたのしい人たちとであった。
また、映画の脚本を中心に音にまつわるミーティングをやったり、そこへ、なつかしい親友が偶然通りがかりで立ち寄ってくれたり、その友人が近くに住んでいるのでさraに合流したり、それぞれ、満月のよるにであったアーティストの作品を見に行ったりと、うれしい報告が次々と届いている。
昨日は、会の手伝いで大活躍をしてくれた学生スタッフたちのお疲れランチで(のはずが、またこまめに働いてくれたのでお疲れ会になったかどうかは不明だが、)おなかいっぱい焼肉をほおばった。
office with Triangleの名前には、誰もが触れたことのある体鳴楽器・トライアングルのように打てば響き、音律を持たない自由な振動が、波紋のように広がっていくものづくりに携わろうというコンセプトがある。
たくさんの響きあう音が聞こえ、しあわせに思う。
出会えたみなさまに感謝。
次はそれを形にして、届けよう。
by with-triangle
| 2010-10-15 19:39
| 日々のできごと