音律を持たない自由な振動が響きあうトライアングルのようなものづくりの空間へようこそ。


by with-triangle

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日本カメラ4月号

昨日、書店にて月刊のカメラ専門誌「日本カメラ」4月号を手にした。
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ぱらっとめくると9Pから19Pまでオールカラーで「生きるために人は夢を見る」の特集が掲載されているではないですか!?

本に掲載された写真ですが、大きさや光沢が違うとまったく別のものに見えました。

それにしても10pに及ぶ特集はすごい!!

日本カメラ編集部さま、ありがとうございます。

ほかにも、いろんなメディアに数多く取り上げていただき、うれしい限りです。

「生きるために人は夢を見る」は本当に地道に口コミで広がっている本です。

書店でたずねると、格闘技のコーナーにあるといわれ、たどり着けなかった、、、という女性の声もあります。

エッセイや写真集、自己啓発のコーナーなど、捉え方によってはさまざまで、しかもターゲット層もあいまい。
というか、いろんな世代の人たちに手にとり、誰しも共有できる普遍的なものを、この本を元に世代を越えたコミュニケーションツールにしてほしいと考えているので、あえて、この世代に読んでほしいという限定したものはなかったわけで、「売れる」用には作られていないのかもしれません。

こうして、取り上げてくださる編集者の熱い想いもしっかりと受け取り、どんどん広げていけるよう、まだまだスタッフ一同がんばります。

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「生きるために人は夢を見る」 
   ↑
クリックして「中身を見る」をクリック→右ページ上のほう「NEXT」をさらにクリックしていただくと10pほど立ち読みできます。

Aワークスより1680円
写真・林建次
文・林建次、伊藤史織              

(アシスタントm)
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by with-triangle | 2010-03-31 13:14 | お知らせ

かりんちゃん

”かりん”ちゃんという名前は史織から何度も聞いていた。
ただその名を先に聞き過ぎ、本人に既に会ったことがあると錯覚するほどだった。



昨日、六本木アートナイト。
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25弦琴奏者のアーティスト、”かりん”。
彼女がこのイベントに出演するという情報を手に入れ、駆けつけた東京ミッドタウンの会場で、ついに彼女の演奏を聞くことができた。
か細い身体に不釣り合いと思うようなでっかい25弦琴。
サーフボードのように抱え、おもむろにステージに置くと、挨拶もそこそこに琴を弾き始めた。
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空気が振動して伝わる弦のしびれが、体の外側を通してしみこんでくる。
身体全体が音を吸っている。
彼女のすべてが楽器になり、その間合い、はじく弦、発する声、すべてが届いてきた。
すごい。
琴なんか殆ど聞いたことない。
でも聞けば確実に「そうそう、こういうのだよね、琴」と腑に落ちていく。なんでなんだろう。
なんだか昔からこの楽器とこの音の琴を知っていたかのような親しみと共鳴を、ぼくは勝手に得ていた。



a0154299_15224728.jpg演奏後、彼女の楽屋にお邪魔する。
史織は昨年、かりんちゃんのライブの足跡に至る所で遭遇したという。
出張続きの中、なんと長崎県の島原で立ち寄ったお店で彼女のライブのチラシを見たという。
琴は日本固有の楽器だからか。
聞くと安心感を覚える。
一弦一弦はじきだされる音とそのあいだに生まれる、間。
民族には固有の”間合い”があり、それが身体の中には生きるリズムとして刻まれている。

彼女は明日から、ヨーロッパへ向かい3ヶ月各地でライブ活動を行うという。
最初の行き先はドイツ、ミュンヘン。
『ドイツをはじめとする東欧の間合いは、日本のものとは明らかに違う。でもその間合いを吸収することで、自分の中に今まで無かった旋律がうまれる可能性に出会える。』



間合い。
波長もいえるだろうか。
その短い間隔の中に、その人や、民族、国をはじめとするアイデンティティがすべて透けている。
琴一つで、その間合いを求めて世界を渡る。
彼女の冒険は、彼女だけのものではない。
世界の中の日本。その固有の波長を世界に伝える、僕たちの冒険。




アーティストかりん、公式HP
http://karin-sound.com/


がんばれ。
日本より、応援しています。




(art coordinator K)
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by with-triangle | 2010-03-29 00:34 | アート:art
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松ちゃんとの出会いは読売新聞の記事でした。

「生きるために人は夢を見る」の本制作にあたり、林カメラマンを取り上げていただいた記事を読み、松ちゃんのブログで紹介してくれているのをたまたま見つけ、ネット繋がりから始まりました。

松ちゃんの毎日撮る姿勢はほんとうに素晴らしい!
写真展が横須賀で開催中です。
下記松ちゃんのブログから転記させていただきます。

☆☆☆☆☆
小松藤夫・写真展「花を愛して、虫に恋して」を開きます。 
会期:2010年3月22日(月)〜3月28日(日)                
時間:11:00〜18:00 初日は12:00から                
会場:ギャラリー「フ・ルート」(スペース三季)                  
住所:横須賀市上町2−1 
電話:046−825−0888(FAXも同じです)  
 
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・会場までの概略図は↓の通りです。バス通りにあります。ギャラリー前には目印にポスターを掲示してありますので、お判りいただけるかと思います。
ご不明の時は↑にお電話下さい。

http://blog.goo.ne.jp/oog0904
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by with-triangle | 2010-03-23 14:26 | お知らせ

朗読 言魂の力

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(写真/編集者鈴木さんと女優林英世さん)

「そして、幕が上がる」の取材でお世話になった劇団MOPのみなさまのご活躍を拝見するたびに元気をいただいてます。

人気ドラマや話題の映画を見ながらドキドキ。

先日は林英世さんの朗読を拝見しました。

坂口安吾の「桜の森の満開の下」を朗々と読み上げる英世さんは朗読というより、ひとり芝居。

なんとも不思議な世界に惹き込まれた。

山賊が女の首を絞める有様は、英世さんの首の血管が脈々と盛り上がり、目玉の黒と白の割合が大幅に変化し、私の頭の中ではチカチカとライトが点滅して、怖かった。
あっというまに時間がすぎて、その朗読の会にくるまで、誰と何をしているかわからなくなるほど全く異次元の世界へ迷い込む。

英世さんが発する言葉の重みを噛み締めながら、美しい言魂を受け取った。

読むだけでなく声に出す力の強さを楽しめる作品を作りたい。(史織)
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by with-triangle | 2010-03-21 01:08 | そして、幕があがる(演劇)

桜咲く

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井の頭公園を突き抜けてジブリ美術館に行く途中、テニスコートや芝生のグランドの辺りにいち早く桜が咲いてます。

春ですねぇー。

先日、島根県から遊びに来たなおちゃんとおさんぽ。

写真を撮ってもらおうと道ゆく少年になおちゃんが声をかけた。

少年は快く引き受けてくれたが、あたしたちがいかにフォトジェニックに写ろうかと上着を脱いだりしている様をみて、たじろぎ、シャッターを押しながらこれでいいのか?といわんばかりに何度も首を傾げていた。

きれいに撮れてるよね!というあたしの無言の圧力は少年にとって、カツアゲに近いものがあったかも知れない。

そんなことないのよ、あたしたち、やさしいお姉さんよと頼まれてもしないのに「写真撮ってあげる」と申し出た。

少年は断る勇気もなく「じゃあ…」と携帯を差し出す。

聞けば千葉からひとりで来たというではないか! ジブリ映画の中ではラピュタが一番好きだという。
ハウルもよいよといおうとしたが、彼の仕方なくうなづく様が目に浮かび、控えた。

少年よ!またジブリで会おう。
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by with-triangle | 2010-03-20 14:43 | お散歩:stroll

男だと思ってた!?

伊藤史織はいとうしおりと読みます。

何度もいわれ続けてきましたが、やはりまだ伊藤史織を男だと思っている方々が結構いらっしゃることを改めて知りました。

史織をシオンとかフミオリとか読んで下さっているようです。

あたし、一応女子です!
文体が男子っぽいのかと思っていたのですが、実際お目にかかっていても、、、、。

まぁ、以前はお目にかかってから数年後に「あっ、しおり女だったね」と確認されてましたが、最近は随分マシになったと思っているのですが。

今後とも女として精進して参りますのでよろしくお願い申し上げます。
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by with-triangle | 2010-03-17 23:58 | 日々のできごと

草食系男子

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ホワイトデーにマカロンが届いた。

マカロンとは、フランス菓子で、固く泡立てたメレンゲを焼き上げた生地にクリームなどを挟んだ、色とりどりのかわいいお菓子だ。

何とも言えない食感が不思議で、あまくとろける中身がたまらない。

それがなんとスタッフmの手作りだというではないか。

お菓子作りの名人でも難しいといわれるマカロンを、ホワイトデーに作ってみんなに振舞うとは、、、、。

一口食べて、とろけそうなおいしさにまた驚く。

いまどきの草食系男子は、すごいなぁ~。

見習いたい。
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by with-triangle | 2010-03-15 00:31 | 日々のできごと

生活のエッセンス

NYの写真家、ブルースウェバーのことは、2005年に公開された映画、【トゥルーへの手紙】で初めて知った。
ゴールデンレトリーバーが、可愛いんだぁ。
けどまあファンとしては新参者(笑)
彼の作ったものには彼自身の純真でまっすぐな視点からきれいな波長が込められていて、見ているとほっとしてしまう。


ブルースのアパレルブランド「ウェーバービルト」の広告には
この映像に出てくるような”美しく”Pureな男達が掲載されている。
コピーにはこう一言。

【WARNING: These guys will break your heart. Weberbilt】
『警告: これらの男達はあなたのハートを打ち抜きます。 ウェーバービルト』


体調とか、思考の波長が乱れた時に必要となるもの。
多分それがアートなんじゃないのかと思う。
そしてそれは、
水や空気と同じくらいエッセンシャルなものだと思う。


(Staff K)
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by with-triangle | 2010-03-14 12:35 | アート:art

ぬくもりのメディア

空はどこまでもつながっている。
海を越え、山を越え、そう遠く遠くの島や国までも。

遠い場所に思いをはせるとき、その場所の意味を一瞬で変えさせる事象がある。


『友達がいる』という事実。
その事実があるだけで、その場所の意味は一瞬にして変わることはないだろうか。




New York City。
センターオブジユニバースと呼ばれる世界のメルティングポット。
そのど真ん中、メトロのタイムズスクエア駅構内で演奏する友達の姿が、
↓のなかに写っています。



一番左の東洋人。左ききのギター。
彼は僕の友達、The World chocolateのYouth Yamada。
Youthがいるだけで、New Yorkという街の意味は一瞬で変わる。
何か事件やニュースをみるだけで、
「あいつは大丈夫か?」と思いがわき出す。

ニュースの精度は、思いやりの精度によって変わる。
友達がそこにいるという事実は、一番強い説得力をもってすぐそばにそのニュースを持ってきてくれる。
インターネットで、情報は一瞬で世界を駆け巡り届けられるようになったけれど、
こうして触れられる思いは、そこに友達がいるからこそなんだろう。
友達は、ぬくもりのメディア






New Yorkのメトロ構内は現在、
オーディションを受けてパスしたアーティストだけがパフォーマンスができる場所になっている。
その舞台に友達がいる。
その事実は、New Yorkと僕を近づける。

彼の浴びる喝采は僕にとっての喝采でもある。
New YorkのTwist & Shoutが、日本にいる僕を高揚させる。



The world chocolate HP
http://worldchocolate.web.fc2.com/




(Art Coordinator K)
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by with-triangle | 2010-03-14 00:08 | 音楽:music
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先日、スタッフYから「今、向かってます」とのメールあり。
ふふふっ、日ごろから天然系のYくんのことだから、誰かと間違えてめーるおくってきたなぁ~と、のんきに「どこに~?」と返信すると、「Oプロジェクトのイベントに!」というではないですか!?

ちょうど雨でイベントの仕事が中止になったばかりであわててそちらへ向かった。

Oプロジェクト・黒沢さん(音楽制作)との出会いは、今から4年前、友人の建築家に誘われ、新宿ゴールデン街の写真展に行ったときのことだった。

写真展のテーマは「軍艦島」http://www.gunkanjima-odyssey.com/
そこで偶然居合わせた黒沢さんにお目にかかった。「軍艦島」の予備知識なく訪れたので、黒沢さんのお話はとても興味深く、Oプロジェクトが映像を制作していることを知り、「せっかくだから、みんなも見たいよ、きっと!上映会企画するのでやってくださいよ」と話はトントン拍子で進み、下北沢で開催することになった。
Oプロジェクト初イベントのコーディネーターはあたしなのだ!
(すみません、ちょっと言ってみたかっただけです。もちろん、みなさまのおかげです。)
おまけにあのときのイベントの来場者との再会もあり、あたしの名前まで覚えててくださったことに感謝。
そういえば、WTのスタッフKともこのイベントでの出会いをきっかけに、現在に至る。

軍艦島は廃墟というよりは、それはまるでワンダーランド。
アートや文化としてとても興味深いものだった。

今回はOプロジェクトの新作DVD発売を記念してのイベントが開催された。
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「鉄道廃線浪漫」は10年以上にわたる取材をされていて、ドキュメンタリーというより、VJのような映像としても楽しめたり、ナレーションや、コメンタリーなども切り替えの工夫もされていて、鉄道や廃墟にこだわらず、美しい映像としても楽しめる作品だ。
ありのままを伝えるのではなく、その場所で、彼らが感じたことを映像にするという手法は、どんどんそのイメージを膨らませることができた。

もちろん、廃線や廃墟に対する思い入れもすばらしい。
会場には、女子も多く見られた。
女子の中には、主婦の方もいて、「今日は、子どもをパパに預けてきました」という声も聞いた。

いくつかのテーマから成り立っている映像の、特に「共存」というテーマが気になった。
廃墟は、年月とともに朽ちて風化し、危険を伴う。
安全に保存するには費用もかかり、いずれは撤去される。

建物の役割が終わり、廃墟となる。
廃墟になってそこにのこっている時間は「みそぎの時間」だと黒沢さんは言う。
その廃墟を見て、人は何を考えどう思うのか。

私は想いをめぐらせ、そこに住まう人々や、建築としての構造や、朽ちてゆく中で、最後まで息づいているものの意味を考える。

アートとして以外にも歴史や文化や人々の暮らしやその時代をリアルに掘り起こすことができる。
そして、何が必要なのか、何が大切なのかを見極める。

この日、出会った人たちとの会話は、とても熱く、パワフルだった。
物事に熱中し、それを発信していく。
いろいろな表現方法を駆使して自分がすばらしいと感じたものをいろんな人々になんとしてでも届けたいという西田さん(構成担当)の情熱や、生まれ育った北海道の大自然との関わりを活かし、インダストリアルネーチャーという視点で見た大西さん(映像担当)。

ものづくりの原点はただ発信するだけでなく、こうして交換し、育て上げていくのものなのだと実感した。

出会えた人々に感謝。
Oプロジェクトの活躍に乾杯!(史織)
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by with-triangle | 2010-03-10 01:36 | アート:art